MENU

糖尿病とケトン体の関係性

糖尿病を診察する上で欠かせないのがケトン体の量です。糖尿病とケトン体には、どのような関係があるのでしょうか。

 

ケトン体とは

 

ケトン体は肝臓で脂肪を分解した時に発生する老廃物のことです。ケトン体は血液を通り全身に運ばれ、筋肉や腎臓などで代謝が行われます。老廃物ではありますが、通常はケトン体が尿に含まれる事はありません。

 

しかし、ケトン体の量が多すぎると血液中に蓄積され、最終的に尿に交じって排出されることになります。尿検査の項目でケトン体という欄があります。これが陽性や擬陽性になると、様々な疾患が疑われます。その中の一つに糖尿病があるのです。

 

ケトン体と糖尿病

 

ケトン体が増える原因として、糖質不足があげられます。食事から摂取した糖質が体内でブドウ糖に変化し、それが身体を動かすエネルギー源となるのです。

 

しかし、ブドウ糖が不足すると、体内に蓄えられた脂肪をエネルギーとして燃焼させます。脂肪をエネルギーに変換した際に出るのがケトン体です。

 

このため、ケトン体が多くなるということは、体内で糖質が不足していると診断することができるのです。糖尿病患者の場合、体内にブドウ糖があってもブドウ糖をエネルギーに変換するインスリンが分泌されないため、同じように脂肪がエネルギーとして使われ、多くのケトン体が作りだされます。

 

糖尿病が心配な方は、尿検査のケトン体の項目もしっかりとチェックする必要があります。異常があれば、糖尿病に関する検査項目もチェックをして、詳しい検査を受けるようにしましょう。