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糖尿病発症と骨粗鬆症リスクの高まり

骨粗鬆症には2種類あります。一つは加齢や閉経などが原因の原発性骨粗鬆症、もう一つが病気やステロイド剤の投与による続発性骨粗鬆症です。このうち、続発性骨粗鬆症の原因の一つに糖尿病があげられます。糖尿病の方は、骨粗鬆症のリスクが高まってしまうのです。

 

糖尿病と骨粗鬆症

 

糖尿病は血糖値のコントロールを行うホルモンの一種、インスリンの分泌が正常にされなくなり、血糖のコントロールができなくなります。

 

インスリンには血糖値を下げるだけではなく、骨を作る細胞を増やしたり、ビタミンD3を腎臓内で活性型ビタミンD3に変換する働きがあります。

 

糖尿病にかかりこれらの働きが阻害されることで、骨粗鬆症に陥ります。骨を作る細胞が減り骨の量が減少したり、活性型ビタミンD3が不足して腸内からカルシウムの吸収がされにくくなるのです。

 

吸収されなかったカルシウムは尿になり体外へ排出されますが、糖尿病の症状の一つに尿量が増加することがあげられます。つまり、糖尿病になることでカルシウムが吸収されずに体外へ排出されやすくなってしまうのです。

 

糖尿病による骨粗鬆症を防ぐには

 

糖尿病は不治の病と言われていますが、医師の指導のもとしっかりと治療を行うことで進行を遅らせることができます。

 

糖尿病治療にはインスリン療法が使われる場合があります。骨粗鬆症の原因であるインスリンの不足は、糖尿病治療とへ並行して解消することができます。糖尿病治療を正しく受けることで骨粗鬆症を防ぐことができます。普段から血糖値を気にしながら食生活や生活習慣の改善に努めましょう。