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糖尿病と認知症の関係性

糖尿病にかかると様々な合併症を引き起こします。日本糖尿病学会総会で、糖尿病と物忘れについての発表がされ、糖尿病の方は一般の方に比べると約3倍の確率で物忘れや認知症になりやすいという結果が出ました。これは糖尿病の方だけでなく、糖尿病予備軍の方も当てはまるとのことです。

 

生理的物忘れと認知症の違い

 

生理的物忘れは加齢により発症します。認知症とは別物で、過去の体験の一部を忘れる、物忘れの自覚があるなど、日常生活には支障をきたしません。

 

一方認知症は、過去の体験を全て忘れる、物忘れの自覚がない、新規学習ができないなど日常生活に大きな支障をきたします。

 

糖尿病による認知症の原因

 

糖尿病は血糖をコントロールするインスリンの分泌が正常にできなくなり、血液がドロドロになってしまいます。
その血液が脳内の血管で詰まり、神経系に血流が不足してしまいます。すると、神経細胞が徐々に破壊されてしまい、認知症を発症してしまうのです。

 

アルツハイマーの危険性も大

 

糖尿病患者や糖尿病予備軍の方は、一般の方と比べアルツハイマーになる危険性が4.6倍も高くなります。一般の方の場合、脳内でアルツハイマーの原因となる物質はインスリン分解酵母により分解されます。しかし、糖尿病の方はインスリン分解酵母が減少するため、アルツハイマーになる可能性が高くなるのです。

 

予防法

 

糖尿病による認知症やアルツハイマーを防止するためには、日常生活を改善することで予防できます。バランスの良い食生活、適度な運動、禁煙などを行い、健康な身体作りを意識することで認知症やアルツハイマーを予防することができます。糖尿病治療と並行してこれらの防止にも努めましょう。