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糖尿病と歯周病の関係性

糖尿病患者の方は歯周病になりやすい傾向にあります。糖尿病でない方と比べ、糖尿病患者は約2倍の頻度で歯周病を発症するという報告があります。今回は、糖尿病と歯周病の関係性についてご紹介します。

 

歯周病の原因

 

歯周病は細菌因子、宿主因子、環境因子の3つが原因で発症します。細菌因子は歯と歯の間に潜んでいる細菌が感染を引き起こすことで発症します。

 

宿主因子は歯周病を起こりやすくする身体の状態を持っていることで発症します。糖尿病はこの宿主因子に当てはまります。環境因子は歯周病を起こしやすくなる生活習慣にいることで歯周病を発症してしまいます。糖尿病の原因である糖分の多い食べ物は環境因子に当てはまります。

 

歯周病が血糖値に与える影響

 

歯周病は歯周組織に住んでいる細菌が歯肉の血管から入り込み、菌血症を引き起こす場合があります。この時、体内では細菌に対抗するために様々な動きがされます。その中で、サイトカインという成分を分泌することで、細菌を除去します。

 

このサイトカインは、インスリンの働きを阻害します。インスリンは血糖を下げる働きのある唯一のホルモンです。インスリンが正しく分泌されなくなることで、糖尿病の方は血糖コントロールを大きく乱されてしまいます。

 

歯周病を放置することは、糖尿病の治療にも悪影響を与えてしまいます。また、歯周病は重篤な場合、歯を失ってしまうケースがあります。糖尿病治療をしっかりと行いながら、歯周病の治療も受けましょう。