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糖尿病を外科手術で改善する

糖尿病治療には、食事療法、運動療法、インスリン投与が代表的なものとしてあげられます。しかし近年では、糖尿病に対する外科手術という方法が注目されています。今回は、糖尿病と外科手術についてご紹介します。

 

減量目的のための外科手術

 

糖尿病の原因の一つとして、過度な肥満があげられます。過食は食事で摂取した糖分がエネルギーとして消費されず、血液中に糖として残ってしまい血糖値が上昇します。この糖分が身体に貯まり、肥満と糖尿病の原因となります。

 

また、肥満の方には薬が効きにくく、糖尿病治療を阻害してしまう場合があります。肥満は、糖尿病の原因となると同時に、治療の大きな障害ともなるのです。

 

肥満を解消するためには食生活の改善と適度な運動が求められますが、減量は患者に大きな負担となったり、思うように減量ができない場合も多くあります。その場合に有効なのが外科手術です。

 

減量目的の外科手術は、胃を小さくして小腸をつなぎかえるバイパス手術という方法があります。バイパス手術をした糖尿病患者のうち80%が血糖値が正常に戻ったという報告があります。減量手術は新しい治療方法として、国内でも注目を集めています。

 

目の治療

 

糖尿病は血液中の糖分の上昇により血管を傷つけます。血管が傷つくと血液中の水分や脂肪が漏れ出してしまい、特に傷つきやすい目の毛細血管がむくんだ状態となってしまいます。

 

このむくみ状態を糖尿病黄斑浮腫といい、放置しておくと視力の低下に繋がります。糖尿病黄斑浮腫を改善するためにとられるのが外科手術です。レーザーで傷ついた血管部分を固めてむくみを改善したり、硝子体を取り除いてむくみを改善します。

 

糖尿病患者の方で目の合併症に悩んでいる方は数多くいます。目の合併症は日常生活にも支障をきたすので、発見次第早期の治療が求められます。