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糖尿病と運動療法

糖尿病治療の代表的な方法としてあげられるのが運動療法です。食事療法と並行して行われる場合が多く、血糖値コントロールには重要な治療方法です。今回は、糖尿病治療における運動療法についてご紹介します。

 

運動療法が糖尿病治療に有効な理由

 

糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病があります。日本国内で糖尿病に悩んでいる方のほとんどが2型糖尿病に当てはまります。

 

2型糖尿病の原因となるのが、肥満や過食、運動不足です。運動療法はこれらの原因を排除し、エネルギーを消費して糖尿病改善を目指します。また、運動を続けることで筋肉の活動量が上がり、血糖値を下げるインスリンという成分の働きが良くなります。

 

さらに、血糖値が上がりやすい食後に運動をすると、運動に使うエネルギーに血糖の元となるブドウ糖の利用が促進され、血糖値が下がる効果が期待できるのです。

 

運動療法が糖尿病に与える影響

 

まず、運動をすることで血糖値を下げることができます。血糖値を下げるにはインスリンというホルモンが必要になってきますが、糖尿病はこのインスリンの分泌がスムーズにいかなくなる病気です。しかし、運動をすることによりインスリンの働きを活性化することができ、血糖値を自然と下げることが出来るのです。

 

糖尿病の原因となっている肥満を解消することもできます。継続して運動を続けることで、エネルギー消費のバランスが取れ、肥満の防止にも繋がります。

 

また、運動療法は糖尿病の合併症として多い高血圧の改善をすることができます。運動療法として効果が出る目安は、1日1万歩、時間に変えると1日30〜1時間程度です。毎日行えない場合は、1週間のうち3日以上を目標として行いましょう。最初のうちは自分のできる範囲で行い、徐々に運動量を増やしていくようにしましょう。