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味覚障害と糖尿病

糖尿病には三大合併症と言われている、腎症、網膜症、高血圧があります。特に、高血圧の患者数は多く、糖尿病治療と並行して高血圧治療を行っている方は珍しくありません。

 

高血圧状態が続くと身体に様々な悪影響が出てきます。その中でも多いのが神経障害です。神経障害は味覚障害の原因となり、日常生活に支障をきたします。

 

味覚障害とは

 

神経は脳から発生する命令を身体の各部に伝えたり、各部から脳へ情報を送る役割があります。神経には脳と脊髄からなる中枢神経と、中枢神経から枝分かれしている末梢神経があります。糖尿病による神経障害で影響が出てくるのが末梢神経です。

 

末梢神経には感覚神経があり、それが痛みや温度などの刺激を感じ取る役割を果たしています。そのうちの一つが味覚です。味覚障害は、舌から使わる刺激が脳に上手く伝達されなくなり起こる障害です。

 

また、高血圧だけでなく、糖尿病が原因の腎障害により腎機能が低下すると、亜鉛が体外へ多く排出され、味覚障害が発生する場合もあります。

 

味覚障害の対処法

 

味覚障害の原因となっている高血糖状態を改善するように努めましょう。糖尿病治療は、運動療法、食事療法、インスリン投与などを組み合わせ、その人に最適な治療がされます。医師の指示にしっかり従い、早期改善に努めましょう。また、味覚障害専門の外来を設けている病院もあるので、気になる方はそちらの受診もおすすめします。

 

普段の食事で亜鉛不足を補うことも有効な手段です。亜鉛が含まれている食品として、ごま、海藻類、大豆、ブロッコリーなどがあげられます。いずれも身近な食品なので、積極的に取り入れていきましょう。